*杉浦茂101年祭展@京都国際マンガミュージアム*
あ、本日3/20(金・祝)から、京都・烏丸御池角の<京都国際マンガミュージアム>さんで、
『京都マンガフェスタ2009』が始まりました!
3回目の開催となる今回は、『杉浦茂101年』展を中心に、
このマンガミュージアムの館長である脳科学者の養老孟司さんと、
マンガ『バガボンド』(井上雄彦)、『ヒストリエ』(岩明均)、
NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』などの題字などで知られる書道家の吉川壽一さんによる対談や、
クラシック音楽マンガ『のだめカンタービレ』がテレビドラマ化された際に、
主人公のだめの演奏シーンを演じた世界的なピアニスト・三輪郁さんによるピアノ演奏会。
また、同マンガの担当編集者さんもお招きし、『のだめ』の裏話も。
そしてバンド『パール兄弟』のボーカリストであり、
モーニング娘。や沢田研二に詩を提供しているサエキけんぞうさんが、
自身の音楽作品のプロモーションにそのキャラクターを使うほど愛してやまない
杉浦茂について語るトークショーも。
あと変り種では、実際作れる詳細なレシピが紹介されることで有名な、
人気料理マンガ『クッキングパパ』の作者・うえやまとちさんをお迎えし、
クッキング実演付き(!)講演会も。
実際に調理して食べる楽しみを香りとトークでお伝えしてくれるそうです。
そして。
このマンガフェスタの核となる特別展、冒険と奇想の漫画家『杉浦茂101年祭』展です。
上2点の画像が杉浦さんによるイラストなのですが、
今見ても全然見れるというか、ポップで思わず持って帰りたくなる
この展示の広告用のチラシとポストカードです☆
杉浦茂さんは、1908(明治41)年生まれ。
『のらくろ』で有名な田河水泡さんの弟子となり、
(兄弟弟子には『あんみつ姫』の倉金章介さんや、『サザエさん』の長谷川町子さんなどが!)
戦前戦後を通して児童漫画界で活躍し、特に少年向けの冒険漫画で大人気を博したそうです。
ほがらかな画風と斬新な奇想、ダジャレや落語といった古典的な世界と、
スペインの画家 サルバドール・ダリを意識したシュールな作風など
相反する要素が渾然となった作品で、後進のクリエーターたちに多方面で影響を与え、
漫画家の赤塚不二夫さん、小説家の筒井康隆さん、音楽家の細野晴臣さんなど、
各界に熱烈なファンがいることで知られ、
特に細野晴臣さんは、
「小学生の頃、ぼくの日常の動作や会話はすべて杉浦茂スタイルであった」
「ぼくは音楽の手塚治虫や杉浦茂になりたいのかもしれない」と、おっしゃっていたそう。
また、他作家に対して対抗心を見せることの多かった手塚治虫さんも、
杉浦さんに対しては「先生」と呼び、「真似できない作風」と評されていたそうで。
おーなんか気になってきたなー。
あと、この展示でしか購入できない杉浦茂さんの限定オリジナルグッズがあるんですよ!
その数10種類40品目以上ということで。
京都の伝統産業にして14代続く(約390年!)
老舗<永楽屋 細辻伊兵衛商店>さんとのコラボした手ぬぐい・風呂敷などもあるそうです。
僕はポストカードをしこたま買うつもりです。
サイトでグッズを見たのですがめちゃくちゃかわいいです☆
<京都国際マンガミュージアム>http://www.kyotomm.jp/
これは京都の雑誌、京都に住まえば『キョースマ!』ですが、
今回新しく出た'09春号の表紙は、マンガミュージアムに併設されているカフェ内の様子です。
このマンガミュージアムを訪れたマンガ家さんたちは、
このカフェ内にある壁にイラスト付きのサインを残していくのが慣習のようで。
気づけばこのマンガ館出来て2年ちょい経つんですよね、早いなー。
ここは京都市と僕が通っていた大学が共同出資して作られたのですが、
大学で自治会長をしていた僕の大学のゼミ友だちが、
「うちの大学はPRが足りひんねん。
めっちゃお金使っとるねんから、もっとPRせんと。
京都市がやっとる施設としか思われてへんで!」と、昔言っていたことを思い出しました。
ちなみにこのミュージアムでは、紙芝居の世界では有名なヤッサンこと、
安野侑志さんがほぼ毎日、紙芝居の口演をされているのですが、
この「ヤッサン一座」に、同じく僕の大学のゼミ友だちのアラキ氏が、
ヤッサンに弟子入りし、「らっきょむ」という名で農業をやりつつ、紙芝居をやっとるんです。
もし、らっきょむ氏の紙芝居を観る機会がありましたら、どうぞヤジを飛ばしてやってください(笑)
さらにちなむと、この大学のゼミ友だちに先日惜しくも休刊してしまった、
(新幹線の電光掲示板でもそのニュースが流れていたそうです)
31年間続いていた雑誌『Lmagazine』の編集をやっていたMr.D君がいました。
今さらですが、「D君、おつかれさま!」
今度、素人の乱・京都店の<OKABAR>にでも飲みに行きましょう。
ただ、木曜の夜しかやっていないようですが、ね。
<101年祭記念出版企画>
□『杉浦茂の摩訶不思議世界 へんなの・・・・・・』(晶文社)3月刊行
□『杉浦茂傑作選集2 杉浦茂ニコニコ大会』(青林工藝舎)3月刊行 / 『同3 南海キッド』5月刊行
□『杉浦茂オンデマンド選集 全5巻』(コミックパーク)3月刊行
□『タイトル未定』(エンターブレイン)5月刊行予定
他にも単行本、雑誌掲載企画進行中、とのこと。



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